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「千利休とその妻たち」
三浦綾子 著
小学館
茶道は世界に誇れる日本文化の一つですが、もともとは品格のある道、慣習とは言い難かったようです。
それを、「茶道は宗教である」と明言し、ひとつの道として高い精神性をもって追求し、その道を確立した利休。
その生き様が、戦国大名や堺商人、キリシタン、そして二人の妻たちとの関わりにおいて描かれています。
茶道の作法や道具、茶室にさまざまな革新的な工夫をほどこしたのは、当時のキリシタンの影響が大きかったとか。
茶室の入り口が狭いのは、「狭い門から入りなさい。滅びにいたる門は大きく、その道は広いからです」マタイ7:13に由来するそうです。
さて、クイズです。
本書によると.....
1.秀吉が利休に造らせた黄金の茶室は、なぜ持ち運び可能な組み立て式だったのでしょう?
2.利休の工夫によって新しく生み出された茶器の色は何色?
3.なぜ戦国大名達はこぞって茶道に励んだのでしょう?
新しい発見がいっぱいです。
ご一読をおすすめします!
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